荷造りの方法
梱包の準備と資材の調達
【段ボール等の資材の調達】
ダンボールの提供については引越し屋さんに相談してみて下さい。ダンボール以外にも梱包用の緩衝材やエアキャップ(ぷちぷち)をご提供いただけることが多いです。ただし各社ごとにサービス提供だったり別料金になったり様々です。またその際にプロが知る荷造りの極意を聞いてください。
【梱包する日程】
荷造りを開始する日程は、できれば契約したらすぐに始めるのが一番ですが、最低でも一人暮らしなら3日前、ご家族なら一週間前には荷造りの段取りを始めたほうがいいです。
【梱包に掛かる所要時間】
梱包にかかる時間がどれくらいなのか初めての人はわかりづらいと思います。梱包に取り掛かると初めてわかりますが、ダンボールに詰めてるさいに意外と汚れが目について拭きながら梱包してしまう人が多いですから、もし汚れが気になる人人は多めに取っておいて余裕を持って行って下さい。仕事から帰ってから徐々に・・・なんて考えてるとなかなか梱包も進まなくなってしまいます。
引越し予定日間近の休日に1日かけてじっくり梱包を行ったほうがより効率よく梱包作業を進められます。梱包では懐かしいアルバムに思い耽って時間が経ってしまうのもよくある話です。
梱包を始めるまえの準備
【新居の見取り図を書くことが梱包の極意】
各部屋ごとに番号や記号を決めます。(1,2,A,B,C,洋1,K,L等)それぞれに運ぶ部屋の番号を記入しておきます。見取り図に家具の配置やダンボールの置き場所を指定しておけば、当日思い通りに収まります。置き場所の記入が無いと、ダンボール一つ一つにつき搬入時にスタッフから置き場所を尋ねられるようになり手間がかかるので忘れずに記入することも梱包の極意です。
【リサイクル段ボール使用時の注意】
ダンボールが中古(スーパーでもらったダンボールや、引越し屋さんから提供されたリサイクルダンボール)なら、テープの重ね貼りはもちろんですが伝票やタグの上からテープを貼るのも同様にはがれやすいためおやめ下さい。荷造りを開始するまえに組み立てるダンボールについてる使用済みのテープが貼ったままであれば前もってはがしておく事が極意と言えます。
梱包する順番
【梱包の極意は奥の部屋から順番に始める】
梱包の順番は手前から始めてしまうと詰め終わったダンボールが通路や出入り口をふさいでしまいスムーズに荷造りができなくなるので一番奥の部屋の収納やクローゼットから開始するのが極意といえます。
順序としては奥の部屋から手前へと梱包を進めて行きます。普段使用頻度の低い食器や書籍、服等から荷造りして行きます。今シーズン使わなかった服は、今後も使う可能性が低いですからこの機会に処分を考えてみてはいかがですか。
使う可能性のある日用品(台所用品、洗面用具等)を先に詰めてしまうと梱包したダンボールを探して開けるようになります。
【ダンボールには内容を記載する】
ダンボールに内容の名称を書いておくのは基本です。内容が一目で分かるため開梱の時に便利です。ダンボールの上ではなく横に記載しておくと、積みかさねたときにも一目で分かって便利です。急いで空けたいダンボールにも目立つようにそれなりの目印をつけます。(「急ぎ」や「先に開ける」等)
【ダンボールの強度】
ダンボールには直角に交わるようにテープを貼ります。これで十分な強度ですので以上貼らなくて構いません。左右の角にも貼ってるかたがいますが強度は変わらず持ったときに滑りやすくなるため避けてください。また底を組んだダンボールにテープを貼るのは普通に組み立てたダンボールに比べると強度が弱いため避けるのも極意の一つです。
一度貼り付けたテープの上からテープを貼り付けるのも絶対に避けて下さい。テープを貼った時点で剥がれなくても力が加われば簡単にはがれてしまうため運搬のさいに剥がれて底が抜けてしまうと危険です。
実際に梱包を始めよう
【重量によって箱の大きさを分ける】
荷造りで書籍やレコード、食器等重量の重い品を大きい段ボールにいっぱいに梱包してしまうと搬送中に底が抜けてしまうおそれが生じます。書籍やレコードに限らず重たいものは小さめの段ボールに梱包します。
反対に衣服や軽い品は大きめの段ボールにたくさん梱包しても重量はそんなに重くなりませんので、ふたが閉まるならばたくさん梱包して結構です。ただし搬送に影響が出るような梱包は控えてください。
荷造りするダンボールの隙間を埋める緩衝材を別に用意しなくても衣服をすき間に入れて緩衝材の代わりにするのも梱包の極意です。
【輸送での破損を防止する荷造りの極意】
詰め込すぎも詰めなさすぎも輸送のさいに傷つきます。トラックの揺れで梱包品の破損をなくすために隙間なく梱包します。
詰めすぎは搬送の効率が悪くなるのはもちろん、開梱をご自分で行うと移動が面倒であったり怪我をしたりと危険が伴います。
また容積に対し、少なすぎるとトラックに積載するときに重ねて積むため、つぶれて荷崩れを起こしてしまい危険です。
内容によって箱ごとの梱包容量は違うと思いますが、出来る限り重量に見合った容積の箱を選択しきちんとダンボールの蓋が閉まる形で梱包を行うのが荷造りのコツといえます。
ダメな梱包の例
【紐がけ】
古新聞をまとめる時と同じような手順で、雑誌をひもでしばるのは避けて下さい。ひもが解けると、内容物が壊れるおそれが生じると共に引越し屋さんの仕事の効率が低下します。
【袋詰め】
紐がけと同様に搬入・搬出のタイミングで袋が破れる恐れが出ます。ダンボール等に梱包しなければ仕事の効率も悪くなります。また上にスタック難しいため、トラックの大きさより実際に積める量が減ってしまいます。
【口開き盛り上がり】
盛り上がりや口空きのダンボールはトラックに積み込むとその上に積めなくなります。また、口空きに関しては運ぶさいに飛び出してしまい壊れる恐れが出ますから必ずしっかり口を閉じれるよう量を調節して梱包して下さい。
【割れものの梱包】
布団袋に割れものを挟み込むのは絶対におやめ下さい。割れものが挟み込まれてるのを知らずに運んで割れてしまいます。割れるとスタッフも危険ですしお客様ご自身も怪我のリスクが伴います。必ず指定された手順で梱包を行ってください。。
種類別梱包の詳細
- 刃モノ
- 刃の部分を厚い紙で巻き、キツめにテープで巻きます。
- ビン類
- フタを閉め一つづつ新聞紙で包んで縦に置き、最後に隙間も新聞で埋めます。
- 陶器やグラス
- 一つづつ新聞紙で包み、縦向きで詰めます。最後に隙間もチラシで埋めます。
- ガラス類
- ダンボール等の固い物で梱包します。
- お皿
- 一つずつ新聞紙で包み立てて並べます。すき間はチラシで埋めます。軽く振ってガチャガチャと音が鳴るようだと割れやすい状態です。
- 書類や雑誌
- 小さめな箱に梱包します。箱のサイズもなるべく同じだと重ねた時に潰れなくなります。
梱包前のポイント
- 冷蔵庫
- 6時間前までに空にして電源を抜いて下さい。
直前に抜くと霜が溶けたり、皿に水が溜まって他の品が濡れる恐れがでます。 - 洗濯機
- 電源が入ったままで排水操作をし排水ホースに溜まった水も抜きます。
正確な取付は電気工事専門の技師により行います。 - 石油ストーブ
- 灯油を完全に抜き取ってください。入ったままだとお運びできません。
ゴミ袋を下からかぶせ、ダンボールに梱包して下さい。 - 電化製品
- ステレオ、ビデオ、パソコンの配線ははずしてまとめておいてください。
複雑であればあらかじめ1つづつ記号を付けておけば新居での配線が楽です。 - 照明器具
- 一般的なワンタッチで取り外し不可のモノ(天井に直接ビスを打ち込むタイプやシャンデリア)は電気工事専門のスタッフが行います。
- ガス器具
- 小さめな箱に梱包します。箱のサイズもなるべく同じだと重ねた時に潰れなくなります。
